2013年2月17日日曜日

現代社会の考察② 生産年齢人口の推移

あなたの世帯で働く人は何割ですか?

独身貴族も、子どもの居ない共働き夫婦も100%となります。

僕の場合3人家族で、妻と娘は働いてないので33%です。
妻は子育てが一段落したら仕事復帰を望んでいるので、いずれは66%になるでしょう。
共同体内の働き手の割合が高くなるほど、
生活水準は高く安定するので楽ですよね。

家計を左右する決定的要因ですが、これは国家経済もまったく同じ。
というわけで前回は「中央年齢」でしたが、今回は「生産年齢」に注目します。
生産年齢人口という言葉を知らない方もいるかもしれませんが、定義はとても簡単で、
15歳~64歳までの人口です。

生産年齢という言葉ですが、
お金を稼いでいるか否か、就業しているか失業中かは脇に置いています。
社会に生産的に関わるであろう人口を年齢だけで切り取る。
一見おおざっぱ過ぎますよね。それでいいんです。それがいい。
ちなみに日本では昔っから使ってる「労働力人口」の方が新聞等の記事でも馴染みがありますが、これは失業者の定義と調査を加味した概念であり、世界共通ではありません。

ここで二つ質問。
日本の働き手の人数はどのくらいか。
総人口に対する割合はどのくらいか。

答え8039万人。62.7%。


さて、詳しく見ていきましょう。

出所:国連 World Population Prospects: The 2010 Revision
生産年齢人口については総務省統計局




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