2013年4月24日水曜日

娘が一歳になって

一歳の誕生日まで元気に成長してくれてありがとう。

よく笑う。よく食べて、よく動く。
一つ一つの仕草と表情がとても可愛くて、この子を見てると微笑んでしまう。

TVのリモコンとパソコンと携帯が大好きなのは分かったから。
子供ってコントロールする機械とボタンが好きなんだ。

子供がいると家族が明るくなるというけれど、
こんなにも幸せな光となってくれるなんて思わなかった。

父、母、妻、祖母。皆が微笑んでいる。
穏やかで暖かい空気が絶え間なく広がっている。


子供が存在している。

それがこれほどに、日常にも人生にも、影響を与えるものなんだね。

思いも及ばなかったよ。



「子供は3 歳までに一生分の親孝行を終えている」

なぜならそれは、

最も得難い自分への無償の愛を、子供が親に与えてくれるから。

親が子供を命がけで守るのは、子供を愛しているから以上に、子供に愛されているから。


二年ほど前に聞いた言葉なのだが、
成長していく我が子を見て、そして3歳まで想像してみて、
確かにそうかもしれないなと思う。


娘は、親に全身全霊の関心を注いでくれている。
目の前の人間関係と物事に全力で生きている。
正直で、無垢で、命そのものをのせた信頼で今と向き合っている。

僕ら大人は、彼女の生命の光に照らされている。

彼女を愛して喜び、それを大切な人たちと分かち合う機会まで与えられている。


愛されて、愛することができる幸せ。


娘が生まれ、育つという出来事は、
そんな愛の幸せを僕に教えてくれている。

きっと妻にも。


なんて偉大なんだ。


ありがとう。


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