2013年9月12日木曜日

誠実なリーダーと国家経済の繁栄

オリンピック招致の強い動機としてある、経済繁栄への合理性について考えました。

経済人も一般人もこれを理由に支持するムードは強いようです。
経済効果を見れば単純にプラスでしょう。

しかし豊かさへの合理性で問うべきは、流れる量ではなく、流れ方の質。

経済とは人の心で流れるのであり、
その源流は人の生き方そのもの、人間関係の向き合い方そのものです。

真実を重んじ、分かち合い、自分と人の心に偽らずに向き合う誠実な生き方。
それが経済繁栄の根幹です。政治による策は枝葉です。

そのような保守的な僕の社会観からすれば、

リーダーの生き方そのものがメッセージであり、
人民の心を動かし、自ずと共鳴しあって広がるのであり、
リーダーの人間性そのものが、国家経済の繁栄を導く最大にして唯一の矢です。


どんなに方法や制度を論じようとも、それを動かす人がいなければ駄目である。まず人物、次が手段の働きである。人物こそ第一の宝であり、我々はみな人物になるよう心がけなくてはならない―西郷隆盛



この件に関する樋口耕太郎さんのツイートを引用します。

昨日の東京オリンピック開催決定の記事()についての補足ですが、私は日本の経済発展に反対しているのではありません。それどころか、純粋な経済発展の議論として、シンプルな質問をしたいだけです。

A国:国家元首が嘘をついてオリンピックを招致し、そのような価値観を肯定する社会。

B国:オリンピックは招致されないが、国家元首は正直であり、リーダーが誠実さ故に支持される社会。


A国、B国、二つの国があったとして、上記以外のすべての条件が同じだったとして、50年後、経済的に栄え、国民がより幸福な国はどちらだろうか?



あなたはどう思いますか?

僕は誠実なリーダーを選択していきたい。自分が誠実なリーダーであることによって。

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