2015年9月21日月曜日

セカオワのプレゼントと妻の子育ての共鳴。

昨日実家に帰省している妻とラインしていたのですが、
今NHKのセカオワ特集見てると。
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プレゼントって曲の歌詞がいい。
弱さをさらけ出していて、でも強くなりたいって気持ちもあって。
彼らは人の痛みがわからなくなることの怖さを知ってる。
それでは人を救えないことも。
中学生の過敏で悩みやすい頃に何かしらの救いがあるのは大きい。
実際にいじめられていたサオリさんが歌詞を書くことでリアリティと救いが生まれる。
人を損ない、不幸にするものはいっぱいあるけど、そのひとつが孤独感。
孤独そのものじゃなくて。
学校という閉鎖的な空間で周りの子たちと距離を感じること。
このことで私もだいぶ自分を損なった。
15歳の子たちに、ちょうど倍くらいの年齢のセカオワのメンバーが今こういう歌詞を書くことに意味がある。
同世代とか高校生が書いてもあまり意味はない。大人が書くことで子どもたちの救いになる。
そういう痛みを感じたことがない人、忘れた人には単なる中二病にしか見えないのかもね。
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この番組の感想を読んで、すぐに動画と歌詞を見ました。
歌に込められている願い。
選ばれている言葉のわかりやすさ。
確かに凄く良いと思った。
そういえば、と思いだす。
どんな子育てがしたい?
娘が生まれる前から、そんな会話をする度に妻はこう言っていた。
「人の痛みがわかる子になってほしい」
彼女の過去の痛みと今の願いが、セカオワのメッセージと共鳴したのでしょう。
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「知らない」という言葉の意味
間違えていたんだ
知らない人のこと
いつの間にか「嫌い」と言っていたよ
何も知らずに
知ろうともしなかった人のこと
どうして「嫌い」なんて言ったのだろう
流されていたんだ
「知らない」ことは怖いから
醜い言葉ばかり吐き出して誤魔化して
自分のことまで嫌わないで
ひとりぼっちになりたくない
ここにいてよ
その言葉言えなくって
心閉ざさないで
ひとりぼっちにさせないから
大丈夫だよ
その言葉返せるように
強くなりたい
「人生」のこと
あまりにも問題ばかり起きるから
難問解決プログラムなのかと思っていたけれど
だから楽しみにしながら
ゆっくり開けたら良いんだ
自分自身にその言葉を贈るよ
いつも忘れちゃうから
いま君のいる世界が
辛くて泣きそうでも
それさえも「プレゼント」
だったと笑える日が必ず来る
気付いたんだ
「プレゼント」みたいなものなんだって
何十年か好きに生きていい特別なプレゼント
ひとりぼっちになって
気付いた
本当は大切な人がたくさん
いるんだってことが
ひとりぼっちにさせないから
大丈夫だよ
その言葉返せるように
強くなりたい
SEKAI NO OWARI 『プレゼント』
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この歌詞にある「強くなりたい」という動機。私も同じです。

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